地蔵祭り

8月24日
地蔵祭り
今日は夏季保育に来ている園児のみんなでお寺参りです。
福王寺にあるお地蔵様は木で造られたお地蔵様です。
右手に錫杖(しゃくじょう)
左手に宝珠をもっています。
親しみを込めてお地蔵様と言われていますが正式には地蔵菩薩さまと言われています。
昔からそばで生活を見守ってくれている、やさしくて尊い存在ともいえます。
どのお地蔵さまも慈悲深く見守ってくださっています。
見かけた時は手をあわせて感謝できる心を持ちたいですね。
今日はお地蔵様の姿をよく見て拝みました。
元気に過ごせますように。
ご褒美にお菓子をもらいました。
家に帰ってから袋を開けようね。
幼稚園の入り口には福地蔵さまがあります。
かわいいお地蔵様です。
お数珠を手に掛けて合掌をしています。
いつも。みんなを見守ってくれていますよ。
「オン カカ カビサンマエイ ソワカ」
その心を意訳して
「おん にこにこ はらたてまいぞや そわか」
いつも心にとめておきたいですね😊
「オン」は「帰命・供養」などの意味があり、神聖な語として、インドでは宗教的なことばの初めにおかれています。
帰命とは、命の帰着点とすることですから、「南無」と同じような意味になります。
「カカ」というのは、「呵々大笑」の「呵呵」で笑い声をあらわしています。
日本で昔から呼び親しまれている「カカさま」という母への呼び名もここからきているそうで、「カカ」とは、つまり微笑みをたやさないお地蔵さまのことです。
仏さまにそれぞれ種子あるいは種字といって、その仏さまを表わす文字がきめられています。
「カ」はお地蔵さまの種子であります。
したがって「カカカ」というのは、「お地蔵さん、お地蔵さん、お地蔵さん」と一生懸命お地蔵さまを呼ぶのです。
「カビサンマエイ」とば「希有」の意味だといわれますから「類いまれな尊いおかた」というようなお地蔵さまへの讃歎の気持を表わしたものと受取ればよいでしょう。
「ソワカ」は、神聖なことばの最後につけてその言葉の完成成就を願う気持をあらわします。